汲温会のホームページをご覧頂きましてありがとうございます。
親和女学校設立後まもなく、校祖友國晴子先生が毎土曜日の夜に寄宿舎の食堂で、生徒たちと談話会を開き、そこでなごやかなおしゃべりの中にも有意義なひと時を過ごしていました。その楽しさにだんだん卒業生も参加するようになり、やがてそこで同窓会を結成しようと言う声が高まり、明治29年3月に同窓会“汲温会”として誕生しました。その後、生徒の増加で講堂が狭くなった事を受けて、卒業生がバザー等で資金を集め、講堂兼雨天体操場を学校側に寄贈しました。そういう経緯から、汲温会は常に学校に寄り添ってきています。
そして、今は、校祖友國晴子先生が生きられた時代と同じように変化の時代です。ここで友國晴子先生が土曜館を作られ汲温会が発足した原点に戻って考えていくと、私たち卒業生には、後輩たちのためにできることが多くあります。そういったことで、社会に貢献できれば、それも友國晴子先生の親和創立の意思につながるものではないでしょうか。
それには、すべての汲温会の会員の皆様のお力が欠かせないものです。どうか皆様のご協力をお願いいたします。このホームページを通して会員の皆様とそのような交流ができることを、楽しみにしております。また、ホームページだけでなく、会員の皆様、チャンスがあればぜひとも母校へ遊びにいらしてください。汲温会、親和学園にご興味のある方も、文化祭など機会があればお越し頂ければと思います。
今後とも汲温会の一層の発展にご支援、ご協力をお願い申し上げます。
会長 荘林淳子