7月20日(木)茶道教室のおさらい会(ミニお茶会)が、去年に引き続き、汲温会館2階和室で開催されました。
コロナ禍で十分なお稽古ができない中でも、続けてこられた今年の高3生が、総まとめに素晴らしいお点前でお茶をたててくださいました。
午前は、中1から高2までの在校生がお稽古でお茶を頂き、午後からは、ご招待された校長先生や担任の先生方、保護者、汲温会員の皆さんが、お茶を頂きました。
特に保護者の皆さんは、お嬢様のお点前でお茶を頂かれ、成長された姿に感慨もひとしおだったことと思います。
今回の主菓子は、常盤堂さんの"朝顔"です。
高3生のほとんどは、親和でのお稽古はこれで終わりですが、先生方の優しいご指導のもと、お茶の楽しさを知って頂けたことと思います。卒業しても茶道のお稽古を続けてくださることを願っております。
そして来年の文化祭でお会い出来る事を楽しみにしています。
五月晴れの気持ちの良いこの日、汲温会総会が親和中学校・親和女子高等学校講堂でありました。
昨年は、コロナ禍の為、懇親会のない総会となりましたが、今年は制限のない例年通りの総会を開く事ができました。
荘林会長の挨拶の後、名誉会長である中村校長にもご挨拶を頂きました。
中村校長からは、今まで培ってきた親和の良さをさらに飛躍させるため、理系に特化したカリキュラムを来年から導入する3つのコースを創設すると、お話がありました。
山根耕平親和学園理事長 安藤親和学園常務理事には、祝辞を頂きました。
三井知代神戸親和大学学長からは、今年より共学化し、新入生の3分の1の男子学生が入学し、今までにない新しい親和になるべく、校祖先生の教えを守りながら、進めていきたいというお話でした。
そして、会長を議長として、総会の議事へと進みました。
今年の議題は、
1.令和4年度事業報告及び令和5年度事業計画
2.東京支部について
3.令和4年度決算及び令和5年度予算
4.会計監査報告
5.会館使用状況報告
担当者が報告した後、満場一致で承認を頂きました。
そのあとは、第一音楽室での懇親会となりました。
まずは、汲温会OGコーラスが素敵な歌声を披露してくださいました。
OGコーラスのお披露目は、4年ぶりです。
皆さんに、その時間の隔たりは感じられませんでした。
そして、続いてはゲストの32回吉田順子さんによるピアノコンサートです。
親和に旧校舎のころからあるスタインウエイで演奏して下さいました。
吉田さんは、大阪音楽大学在学中、ドイツに留学され、国立ベルリン芸術大学を最優秀で卒業されました。ヨーロッパ各地で演奏活動を展開され、大学などで講師も務めていらっしゃいましたが、帰国されてからも、日本、ヨーロッパで演奏活動を続けながら、後進の指導にもあたっておられます。
今日の曲目は、
1.ショパン スケルツォ第2番
2.ショパン ノクターン遺作
3.ラフマニノフ 前奏曲op23-2
4.「ふるさと」アレンジ版
5.ドビュッシー 喜びの島
以上5曲です。
吉田さんは、旧校舎の音楽室にあったスタインウエイのピアノには、特別な思いがあるそうです。
そんな親和時代への気持ちの籠った素晴らしい演奏でした。
ありがとうございました。
最後に全員で校歌斉唱し、懇親会は終わりました。
そして、そのあとは、食堂で皆さんと第一楼さんのお弁当を頂き、お開きとなりました。
皆さん、楽しんでいただけたでしょうか?
来年も是非ご参加ください。
議事2「東京支部について」
5月13日開催の代議員会で、東京支部の廃止が決まりました。
東京支部については、代議員会で、これまでもいろんなご指摘をうけておりました。
今回、東京支部長より、東京支部存続に向けてのこれまでの取り組みや、役員のなり手がないこと、それにより存続していける確証がないなどの説明をいただきました。
そのうえで、代議員より「支部廃止案」が提出され、議論した結果、
会則第12条9項 代議員会は次の事項を議決する。
5 本会の支部及び事務局支部の新設、廃止
に基づき、大多数の代議員の賛成により、廃止となることが議決されました。
令和5年度の文化祭は、4年ぶりに例年通り行われました。
今年のテーマは、#playfulnessです。
コロナの影響で受けた様々な制限を乗り越え、遊び心の楽しさで最高の思い出を作ろうという思いを込めています。
当日は多くの来場者があり、以前の華やかさが戻ってきました。
多くの同窓生がお手伝いにきてくださり、汲温会バザーも盛り上がりました。
ピロティでは主に食品販売をしました。
ペットボトル飲料
おにぎり
サンドイッチと菓子パン
アイスクリーム
マフィン
お寿司
淡路島から直送の新玉ねぎ
トルコ大地震義援金の募金を呼びかけました。
玄関では、スリッパ販売のお手伝いをしました。
第1調理室では、卒業生からお寄せいただいた食器・タオル・家電・洋服・雑貨などの販売をしました。
お抹茶席では、美味しいお抹茶とお菓子を味わって頂きました。
お菓子は "風光る"です。
休憩室では、卒業生によるお店で販売をしました。
「サックブラン」の手作り小物
「神戸咲く咲くHarmony」の野菜・果物などのチップス
「河昌」の須磨海苔
「ゆめや&ビーズサファイア」の布花とビーズアクセサリー
まだまだたくさんの卒業生にお手伝い頂きました。
ご寄贈くださった方、OBの先生方、本当にありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年も新しい制服に身をつつみ、真っ白な白かばんを持った新入生が親和にやってきました。
中学の入学式には、汲温会からも列席させていただきました。
新入生たちは、鏡が「誠実」を、菊が「堅忍不抜」を、葵が「忠恕温和」を表していると、校長先生から説明を受け、校章を授与されました。
そして、校長先生は、コロナ禍での受験を乗り越え入学した親和で、素晴らしい友、恩師を見つけて、将来の夢を持ち、追いかけ、進んで欲しいとお話されました。
汲温会会長からは、多くの友だちをつくり、多くの知識を得て、いろんなことにチャレンジして欲しいとお祝いの言葉を送りました。
あの日から、2週間ほどが過ぎ、新入生のみなさんも新しい学校の生活にも慣れてきたのではないでしょうか。
食堂前の給品部(購買部)にも文房具などを買いに、何度か足を運びましたか。
先日は晴天のもと、新入生の歓迎遠足がありました。
そして、5月3日には、文化祭が行なわれます。親友会(生徒会)が企画し、文化部が日ごろの活動の発表をしたり、生徒たちが模擬店を出したりする中で、育友会や汲温会(同窓会)も参加します。
卒業生の方々にも遊びに来ていただきたいと思います。
みんなで楽しみましょう!
卒業式を翌日に控えた2月27日、高3生(75回生)168名に汲温会のお話をさせていただき、新会員として歓迎しました。
校祖友國晴子先生が作られた汲温会を、名前の由来や「土曜館」の成り立ちとともに、会長が説明いたしました。そして、現在の活動にふれ、それに欠かせない存在である代議員が新会員から2名選ばれており、その方々の紹介をしました。
その後、事業部・庶務部という2つの部の活動の説明を、それぞれの部長が行いました。
事業部からは、文化祭バザーへの参加や親睦旅行の企画など、同窓生の皆さんの親睦に関わる活動をしていることをお話しました。
これからみなさんも、同窓会を開催されることになりますが、その時には、是非同窓会補助費制度を活用していただきたいこと、汲温会館で名簿閲覧や宛名ラベル印刷などもしていただけることを説明しました。
庶務部からは、毎年9月に発行している同窓会誌「汲温会」の編集をしていることをお話しました。
会誌には、汲温会の活動の様子や、同窓生の近況、同窓会報告、中学高校からのお知らせなどを掲載していること、その中には75回生の皆さんの新生活への抱負を書いていただくページもあること等、説明しました。
新会員の皆さんは、静かに真剣に、耳を傾けて聞いてくださっていました。
親和を巣立っていかれる皆さんにとっても、汲温会はいつでも会いに来ていただける同窓生の集いの場です。文化祭などの行事の際には、是非卒業生として、親和に帰ってきていただきたいと思っています。
そして、翌日の2月28日、晴れの日を迎えられました。
75回生の皆さん、ご卒業、おめでとうございます。
新型コロナウイルス感染防止対策のための列席者の人数制限はだいぶ緩みましたが、汲温会からは会長のみが出席させていただきました。親和で学んだこと、出会った友だちのことを大切にして、新しい世界へ羽ばたいていって欲しいとの思いを込めた祝辞を贈りました。
校内にはご卒業をお祝いする飾りつけをしました。
給品部前には、スタッフの方々からの心温まるメッセージも掲示しました。
汲温会からは、新しい世界でのご活躍を心からお祈りしつつ、校章ストラップとクッキーを贈らせていただきました。
本年10月25日に創立135年を迎えました本校の記念式典が、11月19日に講堂で行われました。おめでとうございます。
式典は生徒が中心になって校内で小規模で開催されました。
高校生は午前の部に、中学生は午後の部に出席していました。汲温会役員は、午前の部にご招待をいただきました。
午前の部は、10時に器楽部の演奏で幕を開けました。
曲目は、御祝にふさわしい「祝典行進曲」(團伊玖磨作曲)です。
続いて、式典へと進みました。
理事長式辞、校長式辞のあと、来賓から汲温会会長、育友会会長が祝辞を述べられました。
そして、舞台は転換され、放送部員の司会で、記念イベントが始まりました。
まずは、親友会会長が挨拶をしました。
そして、生徒たちによるお披露目へと移りました。
最初は、創立135周年を記念して作られました記念ソング「SPARKLE!」の紹介です。
親和中学校・親和女子高等学校135周年記念ソング制作メンバーと寺尾仁志さんが作詞し、寺尾仁志さんが作曲したこの記念ソングの、制作にまつわるエピソードを楽しそうに話してくれました。
記念ソングは、プロモーションビデオで披露されました。会場内で鑑賞している生徒たちも自分たちが映ると嬉しそうな歓声が沸き、とても盛り上がっていました。
続いて、ダンス部の紹介がありました。
ダンス部は今年、創立135周年を記念して設立された新クラブです。まだ同好会ですが、部長の挨拶は初々しく、これから部員を増やして楽しんでいきたい気持ちが伝わってきました。
披露されたダンスは、ロックダンスというジャンルだそうです。コーチのご指導のもと、練習を重ねてきた思いの表れたダンスでした。
休憩をはさみ、書道部によるパフォーマンスへと続きました。
バケツを持つ人を従えての大きな動作や、細かい動きを繰り返していたりする様子を、どんなものができあがるのかをワクワクしながら客席から見守りました。
そして、できあがると舞台いっぱいの大きな紙を慎重に持ち上げ、ひろげて見せてくれたのがこちらです。
完成した力強い文字を見た時は、ほんとうに感動しました。
これにて記念式典はお開きとなりました。舞台の上での生徒たちの躍動と、客席で楽しそうな様子の高校生たちに、直接ふれることができ、楽しいひとときを過ごすことができました。記念式典に招いていただいたことをここにあらためて感謝申し上げます。ありがとうございました。
爽やかな秋晴れの 10 月 21 日、参加者 24 名が月見山駅から徒歩で JR 須磨駅からはタクシーで校祖友國晴子先生のお墓のある浄徳寺へ向かいました。
会長と副会長がみんなが揃う前にお花をお供えしお線香を手向け準備を万全に整えて下さっていましたので手水舎で心身を清めた人から順次、お参りをしました。
私はここに同窓生が集えた喜びと 135 周年の感謝とこれからの母校を見守って下さいと手を合わせました。
卒業以来初めての墓参の人がほとんどで、当時の様々な思い出話に花が咲いていました。
浄徳寺から月見山駅まで戻り、「バラの小径」を 10 分歩いて昼食予定の須磨離宮公園へ 11時に到着。
ここで 3 名が合流し参加者 27 名全員が揃ったので澄み切った青空の元、記念写真を撮りました。
昼食はガーデンパタジェ須磨離宮の個室を使わせて頂き、食事の前に荘林会長より日頃の汲温会活動へのお礼等の挨拶がありました。
その後ステーキがメインディッシュの重箱仕立てのお料理に舌鼓を打ちました。
食事の後で遠く海の景色や勢いよく水しぶきの上がる噴水を目にしながら解放感溢れる公園内の散策を楽しみました。
秋バラが見ごろで春とは違う趣きがありました。
1 輪 1 輪が大きく個性的なバラには「クイーン・エリザベス」「マサコ」「プリンセス・ミチコ」等の名前が付けられていて鑑賞のイメージが膨らみました。
散策を楽しんだ後は最後の目的地の須磨寺へ向かいました。
須磨寺で一旦集合しその後自由散策、解散になりました。
ちょうど、お大師様の縁日で境内や参道には屋台が出店し大勢の参拝者で賑わっていました。
帰りにヨモギの風味の大師餅をお土産に帰路につきました。
コロナ禍で 3 年ぶりの手作りの親睦旅行でしたが、コロナの感染者も減少しておりお天気にも恵まれ幅広い卒業回数の皆さんが参加して下さり歩きながらのお喋りも楽しく、事故もなく無事に須磨寺で解散できホッとしました。
来年も楽しい旅行を企画しますので大勢の方にご参加頂きたいと思います。