卒業式を翌日に控えた高校3年生の皆さんに新会員となる歓迎会と汲温会の紹介をしました。
「汲温会」という名前は校祖友國晴子先生が古今和歌集の一首「いにしへの 野中の清水温けれど もとの心を 知る人ぞ汲む」から引用され名づけられました。
荘林会長より『昔冷たくてよい水ということで名高かった野中の清水も、今は温くなってしまったけれど、元を知る人は懐かしく思い、水を汲みに来る』という意味で、このように同じ学窓を巣立った皆さんは、いつまでも懐かしく、親しみあっていきましょう。枯れることなく、とこしえに沸き出ている学園の泉に集いましょう、という気持ちが込められています、皆さんも困難に直面したり、悩んだ時には汲温会のことを思い出していつでも気楽に足を運んで下さい、温かく歓迎しますとの言葉がありました。
事業部からは文化祭のマドレーヌ焼きのお誘いやこれからの親睦についてはリモートやオンライン等、73回生の皆さんの若い力が必要であるとのお願いをしました。
庶務部からは同窓会報「汲温会」の編集をしていて、同窓生たちの活躍や情報、在校生のクラブ紹介、大学等の合格者数など掲載しているので、9月の発行を楽しみにして下さいとの話をしました。
翌日の卒業式に向けて給品部と靴箱の窓に給品部委員が卒業生へのお祝いの気持ちの愛溢れる飾りつけをしてくれていました。
又、汲温会からは卒業記念として校章入りストラップとフロインドリーブのクッキーを差し上げました。
1月20日 課外授業のお茶の初釜のお稽古がありました。
ご招待頂きましたので、会長、副会長で参加しました。
緊急事態宣言が出ていましたので、例年は茶室で行う初釜も三密を避けるため大広間で行い、感染対策も万全にしていました。
長引くコロナ禍の為、生徒さんたちはお稽古もままならず、夏の合同茶会や浴衣会などがなくなり、生徒さんたちには、寂しい一年となりました。
その中でも、高校2年生のしっかりとしたお点前と半東さんのお運びで、美味しいお薄を頂くことができました。
今年のお菓子は、常盤堂さんの"紅梅"です。
初春らしいお菓子です。
心のこもったお点前のお薄、美味しくいただきました。
お点前の練習風景。
家に和室はなく、畳に座ることもあまりないのではと思いますが、
日本の伝統です!!皆さん頑張ってお稽古してくださいね!!
今年はお茶室での初釜ができなかったので、お茶室の見学をしました。
お茶席の雰囲気がわかったのではないかと、思います!!
お茶席の見学と躙り口での練習。
普段見慣れない入口に戸惑っているかもしれませんね。
コロナ禍が収まり、心置きなく今まで通りのお稽古ができるようになることを祈っています。
10月26日、校祖先生の命日の法要、追弔会が行われました。
この一年に亡くなられた親和学園関係者、汲温会員の方々も合祀されました。
今年は新型コロナウイルス感染予防で、正面玄関に消毒用アルコールを備えました。
遺族、参列者の方々には消毒の後、受付をして頂きました。
9時30分より校祖記念日の歌で始まりました。献花、献饌、献茶、奠供の後、学園理事長により、祭文が読み上げられました。コロナによる非常事態時の休校、学校対応の様子などが語られました。
その後、校祖追悼の歌が流れました。今年はコロナ感染防止の為、あらかじめ録音されたものが流され、皆様は心の中で歌いました。出入口をオープンにして密を避けた会場です。
器楽部による演奏も今年は中止でした。
読経の中、参列者は焼香をしました。
追弔会の歌が流され、今年も校祖先生の御霊をお祀りし、亡くなられた方々のご冥福を祈り、簡潔ではありましたが無事追弔会を終える事が出来ました。
参列して頂いた皆様、ありがとうございました。来年度もどうぞよろしくお願い致します。コロナの心配なく、ゆっくりと心静かに過ごして頂ける場となります様に、心より願っております。
令和2年10月10日、汲温会館にて、学校との懇談会を開催いたしました。
竹内校長、井坂副校長、橋本教頭、南謡子先生(校内常任委員)、大島先生(校内常任委員)、大利顧問に集まっていただき、常任委員と意見交換をいたしました。
新型コロナウイルス感染が拡大し休校を余儀なくされた2月末から現在に至るまでの学校の状況を、いろんな観点からの質問に対して、校長先生をはじめとする先生方に詳しく説明していただきました。どのお言葉にも、生徒への思いやりがあふれていました。
最後に、母校後援費を贈呈いたしました。いつもは総会でお渡ししているのですが、今年は総会が開催されませんでしたので、この場をお借りいたしましたことを、皆さまにご報告させていただきます。