今年は130周年の記念行事のため例年より遅めの日程となりましたが、朝からよく晴れて、旅行日和となりました。
出発は8時45分 神戸湊川神社前からです。
まずは兵庫県豊岡市日高町にある植村直己冒険館を訪ねました。
植村直己は、1941年日高町(現豊岡市)で生まれました。
1966年ヨーロッパ最高峰モンブランの単独登頂を成功させた後、数々の冒険をして、1984年2月12日世界初のマッキンリー(現デナリ)の冬期単独登頂に成功した後消息を絶ちました。今も氷の中で眠っていると言われています。
常に人のことを思う心が今なお世界の人に愛され、この記念館で彼の"人と心"を伝えています。
展示館の入りは氷河にあるクレバスをイメージしていて、数々の冒険に使われた装身具が展示や体験コーナーなどから、過酷な状況を感じ取ることができました。
彼の冒険心は自然豊かなこの日高町の自然で培われたと言われるように、展示館の周辺はとても自然豊かな山の中にありました。
その後は神鍋ブルーリッジホテルでの昼食です。
ここも山の中の素敵なホテルで、季節の折衷会席をいただきました。
美味しいものを頂いて、メインイベントの出石散策です。
ホテルからは小一時間ほどです。
出石は但馬の小京都言われています。
そしてちょうど新そば祭りの日でした。ワンコインで新そばをいただけました。
小一時間での散策でしたが、出石には見どころがいっぱいで、皆さん手にいっぱいお土産を買いました。
今年も40名近い参加者があり、皆さんに楽しんでいただけたと思います。
来年も楽しい企画を考えていますので、ぜひ奮ってご参加ください。
今年も校祖先生の祥月命日10月26日、校祖先生とこの一年間に亡くなられたとご連絡のあった学園関係者及び汲温会会員の供養が行われました。
献花、献撰、献花に続いて、奠供がありました。
そのあと理事長が祭文を読み上げられました。
祭文では、校訓の誠実がこの激動の時代に大事なものあると言われました。
また今年は、学園創立130周年という事で、感慨もひとしおです。
親和学園の礎を築かれた校祖先生が亡くなられてから行われている追弔会。
伝統が受け継がれていることに、誇りを感じます。
追弔会のあとは汲温会館でお抹茶でのもてなしをしました。
今年のお菓子はおもかげです。
今年参列してくださった遺族の方の中に、94歳で亡くなったお母様から親和のことをいつも聞かれていて、案内をもらって初めて親和に来られた方がありました。
お母様がいつも親和での出来事を楽しそうに話していたことが、とても心に残っていて一度親和という学校を訪れたかったとおっしゃってくださいました。
卒業生として、そのようなご縁を持てることにとても誇りを感じます。
今後もどんなご縁が繋がるでしょうか?
10月だというのに台風が近づいてきたこの日、雨にも関わらず多くの方がスタインウエイピアノコンサートに来てくださいました。
わが学園のスタインウエイピアノは、1924年大正13年に、一人の篤志家によって、我が学園に納められました。
当時の日本には数台しか輸入されていなかったうちの一台です。
1970年以前に作られたスタインウエイピアノは、他のピアノが持つ構造上の弱点を完全にクリアーし、低音から高音までバランスよく響かせる技術を持ち、素晴らしいプロセスで造り上げられた最高のピアノです。
100年近い年月を経て、このたび130周年記念事業の一環として、オーバーホールに出し、往年のピアノの音色が蘇りました。
第一部はゲストの久元裕子さんのピアノ演奏です。
曲目は、皆さんよくご存じの曲ですが、一流のピアノで、一流のピアニストの久本さんが弾かれると、同じ曲とは思えない優雅なものです。
曲の合間のトークでは、優しくとてもきれいなお声で、スタインウエイの素晴らしさを語ってくださり、また今回のトルコ行進曲は、最近見つかったモーツァルトのオリジナル楽譜による演奏という事で、他ではなかなか聞けないそうです!!
今回聞きにいらしてくださった皆様は、本当に幸運です!!
第二部からは、卒業生、神戸親和女子大学山本学長など親和にゆかりのある方々の演奏です。
心を打たれた素晴らしい演奏の最後にみなさんと一緒に"ふるさと"を歌って幕を閉じました。
演奏して下さった皆さま、そして雨の中来て下さった皆様、有難うございました。
百年の時を想いながら、素晴らしい時間をスタインウエイのピアノの音色と共に過ごすことができました。
今年は、9月にあった130周年記念展示会の会誌に掲載した為、
いつもより一か月余り遅い発送となりました。
29回と30回の卒業生のお手伝い20人余りと
常任委員の総勢40人で封筒入れをしました。
今年は東京支部のお知らせも入ります。
東京部支部は、来年100周年を迎えます。
それを記念して、前日にはとバスによるバスツアーを計画されています。
ぜひ興味のある方は、参加していただきたいと思います
詳しくは、パンフレットをご覧ください!!
初めて参加の30回生の皆さん、
さすがに若さにあふれています!!
そして、初めてのことにも関わらず、
サクサクと封筒に入れていってくださって
心強い限りです!
今年のお手伝いが、2回目となる29回生は、
一年前を思い出しながら戸惑い、
"慣れたころに終わる"とか言いながら、
おくちも動かし、手も動かして、ミニ同窓会のようでした。
そして、二人でペア―になる人、
一人でこつこつ仕事をする人など、
みなさん、自分なりのやり方を見つけて、
さすが親和生!! 手際がいい!
今年は、封筒に入れる枚数が多かったのにも関わらず、
いつも通り2時半過ぎには、全部終わりました。
今年の会誌は、佐渡裕氏による記念音楽会など、
学園の130週年記念事業もあり盛りだくさんです。
お手元に届きましたら、ぜひ手に取ってご覧ください。
前日までの快晴とはうって変わって、
今年は雨を気にしながらの運動会となりました。
高校生全員による綱引き
いつもより早めにプログラムが進み、
今年も高校三年生の"女の一生"は
盛り上がりました。
そして騎馬戦では、女の闘い!!
迫力満点でした。
先生たちと生徒たちによる学園対抗リレーなどが、
行なわれました。
そして運動会の最後は、長い歴史のある
"カレドニアン"です。
鹿鳴館時代に踊られたという由緒あるもので、
今日本で踊られているのは
東京女学館とわが親和だけだそうです。
今年も先生方、汲温会、育友会が参加して、
高校3年生にとっては最後の演技となりました。
高校三年生は、きっと一生の思い出に残る運動会になったことでしょう。
生徒さんたちの若い力に見ている私たちがエネルギーをもらいました。
台風一過のすがすがしいこの日、神戸三ノ宮 神戸国際会館 こくさいホールで親和学園創立「130周年記念式典・記念音楽会が行われました。
会場には、全学生、先生方をはじめ親和ゆかりの多くの来賓が会場を埋め尽くしました。
午後2時より式典が行われ、開式に始まって、理事長の式辞に続いて、向田校長による親和学園 3つのビジョン宣言がありました。
3つのビジョン 1.人間力の進化
2.学力の進化
3.国際力の進化
来年度から制服が変わるので、10月1日にお披露目があるそうです。
さらに、久本神戸市長をはじめ5人の来賓から、お祝いの言葉を頂来ました。
そのあとは、記念音楽会です。
第一部は、佐渡裕氏による生徒、学生、同窓生への音楽クリニック
エルガー作曲 行進曲"威風堂々"第一番(合唱付き)希望と栄光の国
ヘンデル作曲 オラトリオ"メサイヤ"より ハレルヤコーラス
佐渡裕氏の指導で、演奏が素晴らしいものとなりました。
第2部は、佐渡裕指揮記念演奏会 兵庫県芸術文化センター管弦楽団による演奏
ドヴォルザーク作曲 交響楽9番ホ短調"新世界より"
新しい世界へ踏み出す力強さと優雅さを表現した素晴らしい演奏でした。
このような素晴らしい式典と音楽会を開いたわれらが親和学園に、
歴史と伝統の重みを感じました。
建学の精神を忘れず、さらに飛躍することを期待します。
9月7日から6日間にわたって、三ノ宮さんちかホールにおいて開催されていた
汲温会主催の学園創立130周年記念展示会
"過去から未来へ 今も受け継がれる親和のこころ"
が終わりました。
初日は雨にも関わらず多くの方が来てくださいました。
展示内容は、
130年にわたる親和のあゆみ、そして懐かしい中山手校舎の写真
活躍する130人の卒業生
中山手校舎の見取り図
また最終日は大雨の予報でしたが、500名近い入場者があり、
最後まで盛り上がりました。
校章入りのゴーフル、懐かしい校章入りのノート、卒業生の手造りの手芸品等のバザーなどもあり、入場者は全部で3500人を超えました。
詳しいことは、10月中旬にお届けする汲温会誌でお知らせいたします。
どうぞご期待ください。
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